パレットCMS Ver.1.3をリリース
Ver.1.3の主なリリース内容
Ver.1.3の主なリリース内容は以下になります。
- 項目種別・ルックアップの追加
- CSVフォーマット機能
- APIによるデータ取得機能
- 排他制御の実装
その他、細かなバグ修正、機能調整を行いました。
項目種別・ルックアップの追加
参照元のシートから対象モジュール、対象シート、対象項目を選択して連結させることができるルックアップ項目を項目定義できるようになりました。
※ルックアップ項目の作成対象はitemモジュールになります。
不動産管理システムで「部屋」と「棟」の情報をそれぞれのアイテムシートで管理しながら、部屋に棟の情報を関連づける場合などに活用できます。
CSVフォーマット機能
item、entryモジュールにおいて、標準で出力されるフォーマットとは別に、シート単位でCSVフォーマットが定義できるようになりました。
取り扱いたい項目の選別および並び替え操作に加え、任意の項目名称を設定することができます。
本設定を利用することで、外部サービス連携や別システムから出力されたデータを取り込む場合など、外部システムのフォーマットに合わせることができます。
APIによるデータ取得機能
APIを利用してパレットCMSの情報を外部システム(アプリケーション)で活用できます。柔軟な機能構築ができるのが特徴のパレットCMS。外部連携の可能性が広がります。
- アイテム情報取得(1件、複数件、集計値)
- フィールド情報取得(複数件)
- ステータス情報取得(複数件)
排他制御の実装
6モジュール(user、manager、item、entry、form、review)において、レコード編集時の排他制御を実装。複数の操作者により同一レコードの編集が行われた場合、データ更新を制御できます。制御機能は運用にあわせて設定が選択できます。
その他の機能追加・調整について
その他、デザイン調整、機能アップデート、軽微なシステム調整を行いました。
- マネージャー権限によるentryモジュールの編集操作を解放。それに伴い、編集動作に関わるメールノーティスが追加されました。
自動配信メール管理:entryモジュール - マネージャー権限で通常ページコンテンツにアクセスを許可することが可能になりました。
- 任意項目における周期アクションの調整をしました。
バージョンアップに伴う留意点
本バージョンアップにより、以下の仕様変更を行っています。
- 排他制御実装に伴い、製品をご利用のお客様環境は、全シート排他制御:無効でアップデートされ、引き続き従来の挙動と変更なくご利用いただけます。
新たにシートを作成する場合は有効スタートになりますので、ご注意ください。
※必要に応じて設定は変更できます。新たに製品を導入される場合も有効スタートになります。 - 6モジュール(user、manager、item、entry、form、review)において、ステータス変更時に最終更新日時を更新する仕様に変更しました。
※従来、ステータス変更時には最終更新日時の更新はされていませんでした。