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パレットCMS Ver.1.7をリリース

目次

  1. Ver.1.7のリリース内容
  2. 管理画面のUI改善
  3. コンテンツ機能の拡張
    1. コンテンツのZIPインポート・ダウンロード機能
    2. VS Codeでコンテンツの登録・編集が可能に
    3. 静的URLの実装
  4. 2要素認証を実装
  5. その他の機能追加・調整
  6. 不具合修正

Ver.1.7のリリース内容

Ver.1.7の主なリリース内容は以下になります。

  • 管理画面のUI改善
  • コンテンツ機能の拡張
  • 2要素認証の実装

その他、機能調整、軽微なバグ修正を行いました。

管理画面のUI改善

管理画面のUI設計を見直し、システム構築時に使用する設定画面と運用開始後のデータ管理画面をスムーズに切り替えられるようにしました。

  • 運用者視点とシステム設定者視点がより明確になる導線の実現
  • モーダルウィンドウをシート作成、項目定義、一覧表示などに適用し、登録・編集、検索のシームレスな操作を可能に
Ver.1.7リリース_管理画面イメージ
図1-1:データ一覧と項目設定の遷移イメージ

コンテンツ機能の拡張

Webコンテンツの作成機能を大幅にアップデート。制作パートナーやWeb制作会社など外部へ依頼する場合にも効率的な進行を可能にします。

コンテンツのZIPインポート・ダウンロード機能

コンテンツの登録データをZIP形式でインポート・ダウンロードできる機能を実装しました。

複数のメンバーでコンテンツ制作を行う場合、変更履歴やリポジトリの管理は不可欠です。Gitなどのバージョン管理システムを利用した運用が効率的に行えます。

Ver.1.7リリース_コンテンツZIPダウンロード
図1-2:コンテンツ管理 | コンテンツカテゴリ

VS Codeでコンテンツの登録・編集が可能に

Microsoftが提供するコードエディタ「Visual Studio Code(以下、VS Code)」を利用して、コンテンツの参照・登録・編集が可能になりました。
※VS Codeの拡張機能をインストールする必要があります。

パレットCMSからダウンロードしたファイルをVS Codeで開き、編集します。編集後はエディタ上から直接パレットCMSへアップロードでき、システム側での更新もファイル単位でダウンロードできます。

Ver.1.7リリース_VScode
図1-3:VSCodeでのコンテンツ編集

プレビュー機能やコンテンツの登録・複製などコンテンツ制作に必要な機能を搭載し、制作業務を強力にサポートします。

ソースコードだけでなく、公開範囲や閲覧権限といったコンテンツ設定の同期も可能。全てVS Code上の操作で完結します。

静的URLの実装

システム設定により静的URLでのサイト作成が行えます。

コンテンツの新規作成時は、指定したコンテンツIDを元にページを作成し(動的URLを生成)、その後、作成コンテンツを指定して静的URLを設定します。

Ver.1.7リリース_システム設定
図1-4:システム設定 | サイト設定
動的URL
https://example.com/contents.php?c=news_info
静的URL
https://example.com/news_info/

2要素認証を実装

管理者アカウント:ログイン時のセキュリティ設定

管理者権限のセキュリティ強化対策として「2要素認証」を実装しました。

システム設定で利用設定をした後、管理者アカウント(特権管理者・システム管理者・運用管理者)ごとに利用可否の設定ができます。

2要素認証の実装に伴い、管理者アカウント単位でメールアドレスが定義できるようにしました。

あわせて、パスワード認証時のアカウントロック機能も実装しました。

Ver.1.7リリース_2要素認証
図1-5:2要素認証利用時の管理者ログイン画面

その他の機能追加・調整

その他、以下の機能拡張、仕様調整を行いました。

処理性能の計算方法を変更
ご契約サーバーにおける処理性能の計算方法を変更しました。詳細は、サービス料金プランについて をご参照ください。
管理者アカウント:運用管理者の操作権限設定を追加
  • 管理画面表示を変更できるカスタムコードの操作権限設定を追加しました。
  • payモジュールで定義する決済方法の操作権限設定を追加しました。
ユーザー登録、マネージャー登録コンテンツの仕様変更
登録時にパスワード入力をさせないコンテンツを作成する場合(パスワード変数の設置なし)、パスワード必須を解除し、システム側でランダムに生成する仕様に変更しました。
フォーム一覧、フォーム削除コンテンツを追加
管理者やマネージャー宛てへフォーム送信できるformモジュール。一覧コンテンツの作成により、モジュールの活用範囲が広がります。
コンテンツの追加に伴い、formモジュールのメール配信条件(編集・削除)を追加しました。
「data_id」を指定したコンテンツ描画の仕様変更
以下のコンテンツで「data_id」を指定した描画が可能になりました。
user(詳細)、manager(詳細)、item(詳細)、entry(詳細、削除)、form(詳細、削除)、pay(編集)
SNSモジュールの利用条件を変更
SNSモジュールはitemモジュールの利用が前提でしたが、itemモジュールを利用しない場合にも購入できるように調整しました。会員機能単体でLINEソーシャルログインを追加することができます。
整数、少数点項目の仕様調整
整数、少数点項目の設定値「最大入力桁数」を必須入力から任意設定に変更しました。
APIの追加
reviewモジュールの編集・削除(管理者権限)を追加しました。
WebHookの追加
itemモジュールの登録・編集・削除を追加しました。
リーフワークスPayの名称変更
決済サービス名を「SBペイメントサービス」に変更しました。
※SBペイメントサービス株式会社とのご契約に関する変更はありません。

不具合修正

以下の不具合を修正しました。

項目定義の初期値に[ ]が挿入される件
文字列1行、文字列(複数行)の初期値に[ ]が入る件を修正しました。
sendモジュール:特定の条件下で想定外の送信対象が指定される件
送信対象シート側で特定の文字列「+」を含んで検索を行い、検索結果にメール送信を行うと想定外の送信対象が指定される件を修正しました。
payモジュール:カード情報を引き継ぐオプションの修正
ユーザの決済カード情報を引き継ぐオプション(pay_save_option)において、決済情報を変更する際に使用できない件を修正しました。

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