人気ワード

Copy Title & URL

Bookmark

Feed

Share

パレットCMS Ver.1.8をリリース

目次

  1. Ver.1.8のリリース内容
  2. payモジュール:決済機能の拡張
  3. Google reCAPTCHA v3に対応
  4. マネージャー権限:管理者所有アイテムへのアクセス制限の緩和
  5. その他の機能追加・調整
  6. 不具合修正

Ver.1.8のリリース内容

Ver.1.8の主なリリース内容は以下になります。

  • payモジュール:決済機能の拡張
  • Google reCAPTCHA(リキャプチャ) v3に対応
  • マネージャー権限:管理者所有アイテムへのアクセス制限の緩和

その他、機能調整、軽微な修正を行いました。

payモジュール:決済機能の拡張

オンライン決済機能が構築できるpayモジュールを拡張。より多彩なシーンで決済サービスが展開できます。

formモジュールとの連携

user、entryモジュールに加え、formモジュールと連携可能に。フォーム送信時に決済するシンプルな設計で、オプション課金やフリーミアムの収益モデルに活用できます。

決済機能の活用例

  • userモジュール:有料会員限定のクローズドサイトを運営
  • entryモジュール:有料イベントや講習会の申し込みによる決済
  • formモジュール:フリープラン利用者が有料プランの申し込み時に決済

注文者情報の開示

決済の詳細情報として対象の注文情報のみ開示していましたが、決済を行った注文者情報の検索、詳細画面での参照ができるようになりました。決済会社との照合時など、運用時の利便性がアップします。

検索項目は、シート編集 |管理者設定 - 検索項目表示設定から追加できます。

v.1.8リリース_決済詳細
図2-1:決済の検索と詳細情報

APIの追加

下記のAPIを追加しました。
通常の管理画面と切り離した決済システム構築など、フロントエンド開発の拡張性を高めます。

  • 注文情報取得(1件、複数)
  • 決済情報取得(1件、複数)
  • 決済情報編集(ステータス変更)

Google reCAPTCHA v3に対応

Google reCAPTCHAの設定方法

botによるWebサイトへの不正アクセス、スパム攻撃対策として、Googleが提供するreCAPTCHA(リキャプチャ)V3に対応しました。

reCAPTCHA

システム設定で利用設定をした後、シート単位でreCAPTCHAの動作箇所が定義できます。コンテンツには標準の変数と開発者が自由に定義できる変数を用意。自由度の高い組み込みが可能です。

有効化できる箇所

  • 管理者ログイン(管理画面)
  • user、manager:登録、ログイン(コンテンツ)
  • entry、form、review:登録(コンテンツ)

マネージャー権限:管理者所有アイテムへのアクセス制限の緩和

管理者が所有するアイテム情報において、マネージャー権限のアクセス制限を緩和しました。管理者が許可すれば、マネージャーのデータアクセスが可能になります。

v.1.8リリース_決済詳細
図4-1:設定:シート設定 - アクセス権限

マネージャー管理画面から、管理者アイテム情報の一覧・詳細が確認できるほか、データの参照がUI上から行えます。ルックアップ項目を用いて、本社・支社間のデータ連携などにも活用できます。

活用例

  • 本社が管理しているマスタージャンルで、支社の検索サイトを構築
  • 支社の商品データを本社データに定期的に紐づけ(項目の周期設定を利用)

その他の機能追加・調整

パスワード再発行時のログイン処理調整
ユーザーのパスワード再発行時のログイン処理を調整。従来は通常のログインと別の処理をしていたため、パスワード再発行時は最終ログイン日時が更新されませんでしたが、今後は更新されるようになります。
また、ログイン時に送信される自動配信メールを有効にしている場合は通知されます。
2要素認証:信頼済みブラウザに有効期限を表示
保存済みの「信頼済みブラウザ」の有効期限を一覧に表示しました。
※システム設定の「ブラウザ認証有効期間」が変更された場合、保存済みの有効期限は変更されない仕様のため。
v.1.8リリース_信頼済みブラウザ有効期限
snsモジュール:エラーコードの追加
1つのソーシャルログイン定義において、複数のアカウントを紐づける想定外の利用方法をした場合に検知するエラーコード(301)を追加しました。

不具合修正

マネージャー登録におけるパスワード省略機能
マネージャー登録時、パスワード変数をフォーム内に設置しない場合、システムが自動的にパスワードを生成する機能において、ユーザー権限での登録時に実装漏れがあったため対応しました。

関連記事