PaaSなCMS パレットCMS
PaaSなCMS パレットCMS
パレットCMSはPaaS型のサービスとして提供しています。
インターネット上では現在様々な形態のWebサービスが存在します。アプリケーションをダウンロードして利用できるサービスや、Gmailのようにブラウザ上でメールの送受信ができるサービスなどがあります。
さらに細かく見ていくと、インターネット上で利用できるサービスには、「SaaS」「PaaS」「IaaS」などと呼ばれるサービス形態が存在します。
ここでは現在一般的に広く普及しているサービス「SaaS」とパレットCMSが「PaaS」である違いについて解説していきます。
従来のアプリケーション
従来アプリケーションと言えば、パッケージ製品をダウンロード購入し、個人で構築したサーバーもしくはレンタルサーバー等にインストールして利用できるものが主流でした。
そのためサーバーのスペックに合う製品を選ぶ必要があったり、製品のアップデートの際は新しくアップデートファイルを購入する必要がありました。
※無償でアップデートが可能な製品もあります。
買い切りなので初期投資のみでランニングコストがかからず運用できるのが大きなメリットですが、バージョンアップなどが行われる際は、再度購入しなければいけない等のデメリットもあります。
SaaSとは
SaaSとは「Software as a Service」の略で、「サービスとしてのソフトウェア」との意味合いがあります。主に「クラウドサービス」として提供されており、インターネット上にあるアプリケーションをMicrosoft EdgeやGoogle Chromeなどのブラウザ上で利用できるサービスです。
自宅やオフィスのパソコン、iPhoneなどのスマートフォンからでもどこでもどんな媒体でもインターネット環境があれば同じデータを取り扱うことが出来るのが大きな特徴です。
また、インターネット上に存在するアプリケーションを使用することから、パソコンにインストールする必要もなく、常に最新バージョンでの使用が可能なことも大きなメリットです。
費用面ではランニングコストはかかるものの、初期投資が抑えられ、短納期で利用開始でき、必要がなくなれば解約することで利用を終了することができます。一方、運用に際し不必要な機能があったり、必要な機能を追加費用でカスタマイズする必要があったりとデメリットもあります。
※カスタマイズができないアプリケーションもあります。
SaaSの代表的なサービス
- Dropbox
- Salesforce
- Evernote
- Chatwork
- MFクラウド会計
PaaSとは
さて、パレットCMSの「PaaS」を解説しましょう。
PaaSとは「Platform as a Service」の略で、オンライン上で利用できるサービスとしては「SaaS」と考え方は同じですが、「PaaS」の場合はアプリケーションが稼働するプラットフォームを利用することができるのが大きな違いです。
プラットフォーム上にはSaaSのように、すでに用意されたアプリケーションはなく、用意されているモジュールなどを使ってサービスを独自に構築し運用することができるのが特徴です。
利用者は独自に構築した機能を利用するため、コストを抑えた短納期の運用開始ができます。またいつでも自由にカスタマイズができることから、世の中の環境変化にも即時に対応できるため、機会損失を抑えた運用も可能となることが大きなメリットです。
費用面では、ランニングコストはかかるものの初期投資が抑えられ、短納期で利用開始でき、必要がなくなれば解約することで利用を終了することができます。
また必要な機能のみを構築するため、カスタマイズもいつでも独自に行うことができます。ただし、機能の構築やカスタマイズを行うにはある程度の知識は必要になってきます。
PaaSの代表的なサービス
- Monaca
- kintone
PaaSなCMS パレットCMS
PaaS型のパレットCMSはアプリケーションが稼働するプラットフォームとモジュールを提供しています。提供されているモジュールを駆使して独自のアプリケーションを構築して運用することができるサービスです。
運用中でもすぐにカスタマイズができるため、必要な機能を即座に構築できるメリットがあります。