
パレットCMS Ver.1.10をリリース
ご利用環境のアップデートについて
本バージョンの適用は、2025年3月末までに対応が義務化されるEC加盟店のEMV 3-Dセキュアの導入に対応する次バージョン(2025年2月中旬リリース予定)と同時に実施します。
payモジュールご利用のお客様には、影響範囲など個別にご連絡いたします。
Ver.1.10の主なリリース内容
Ver.1.10の主なリリース内容は以下になります。
- Webhookの標準プラグインを実装
- payモジュール:継続決済条件の拡張
その他、機能追加・調整、不具合修正を行いました。
Webhookの標準プラグインを実装
フォーム送信をトリガーとしてエントリー登録ができるWebhookプラグインを実装しました。実行結果はプラグインログとして記録されます。
一括見積もりサイト(見積もりの申し込みを送信すると対象にエントリー)の運用などに活用できます。
payモジュール:継続決済条件の拡張
継続決済の条件設定を拡張し、1回目から2回目の決済と2回目以降の決済周期を異なる間隔で設定できるようになりました。
- 1回目の決済(注文時)→ 2回目の決済(3ヶ月後)→ 3回目以降は1ヶ月に1回決済
- 1回目の決済(注文時)→ 2回目の決済(10日後)→ 3回目以降は2ヶ月に1回、15日に決済
会員サイトで無料プランから有料プランへの切り替え(3ヶ月無料 → その後は月1回の課金)といったキャンペーンやプラン設計に活用できます。
機能追加・調整
- payモジュール:決済代行会社の追加
- 利用可能な決済サービスとして、GMO-PG、Squareに対応しました。
- 最大入力文字数の編集機能
- Ver.1.9で機能調整した「文字列(1行)項目の行サイズ制限」の対応として、「最大入力文字数」の編集が項目詳細画面から可能になりました。
なお、編集作業はシステム(データベース)に大きな影響があるため、登録時に適切な文字数を設定の上、編集は極力必要な場合のみとしてください。 - sendモジュール:メール開封率機能の追加
- HTML形式のメールに開封率計測の機能を実装しました。
※送信先のメーラー設定(HTMLメールの画像非表示など)により、正確に計測できない場合があります。 - コンテンツ:[pager_li]変数にデータ属性を付与
- コンテンツのページャー変数
[pager_li]
にデータ属性:data-pager-parts
を付与しました。 - コンテンツ:ID(data_id)を描画する変数を追加
- コンテンツ対象シートの参照先情報を展開するエイリアス変数に
data_id
を追加。
登録レコード内、基本情報「ID」の値をコンテンツで描画できるようになりました。 - パスワード再設定メールアドレスの条件緩和
- パスワード再設定メールアドレスの設定は必須項目が条件でしたが、任意入力でも選択可能に調整しました。
- 対応可能ファイルの追加
-
- コンテンツ管理 > ファイルBOX にアップロード可能なファイルとして「webp」「json」を追加。
- システム設定、sendモジュール、管理者アイコン、マネージャーアイコンなど管理画面内で添付可能な画像ファイル、画像項目の対応可能ファイルとして「svg」「webp」を追加。
- APIの追加
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- userモジュール(一般権限):パスワード再設定メール送信、パスワード変更
- userモジュール(管理者権限):登録、編集、削除
- itemモジュール(一般権限):取得(複数件、1件、集計値)
- itemモジュール(ユーザー権限):取得(複数件、1件、集計値)
- itemモジュール(マネージャー権限):登録、編集、削除
- entryモジュール(管理者権限):編集、削除
- formモジュール(管理者権限):登録、編集、削除
- 自動配信メール:メールノーティスの追加
- userモジュール「パスワード再設定メールの送信API」追加に伴い、対応する配信条件「APIによるパスワード再設定」を追加しました。
- システム設定 | メール設定 の項目名変更
- 「パスワード再設定URL有効期間」から「パスワード再設定有効期間」に変更しました。
- 拡張メール:labelの入力可能文字数を変更
- メール定義 > label の入力可能文字数を32文字から64文字に変更しました。
不具合修正
- ファイルBOXの一部MIMEタイプを修正
- 一部fontのMIMEタイプが正しく認識されない件を修正しました。
- フォーマット管理のPHPエラー
- 正規表現と解釈できない値を入力するとPHPエラーになる件を修正しました。
- API・Webhook:特定の条件下における返却値の不具合
- API・Webhookのリクエストにおいて、任意項目でチェックボックスの選択肢をフィールドマスター参照にしている場合、値が空であると想定外のレスポンスになる問題を修正しました。
- 静的URL:[canonical]変数の出力不具合
[canonical]
変数で出力されるURLのスラッシュが、インデックスページで二重になる件を修正しました。