userモジュール:アクティベートメール変数の利用方法
userモジュール:アクティベートメール変数
userモジュール:ユーザー登録時のメール変数において、アクティベーション(機能を有効化)時に使用する[activate]
変数が用意されています。
アクティベートURL【引数対応】 ⇔ [activate]
ここでは、よくある利用例として「一般の方が会員などの仮登録を行い、送信された自動配信メールの本登録URLからアクティベーションを行う」という設定を紹介します。
- 使用する配信条件
- ユーザー/シート名/一般/一般/送信/登録
※一般権限がユーザーの登録を行った時、対象のメールアドレス(ユーザー)へ送信するメール - 変数:引数の指定
- [activate:第一引数:第二引数]
第一引数:有効ステータスのシステムID 第二引数:着地点となるコンテンツID
設定前の確認事項
事前に以下設定をご確認ください。
以下、順に説明していきます。
対象ユーザーシート編集の確認
対象シートの「シート編集」を開きます。
今回は、「一般権限の登録者は「無効」ステータスで初期登録され、(アクティベーションURLを踏んだ後)アクティベートする=「有効」ステータスにする=」という設定のため、ユーザーのアカウント状態(初期値)は「無効」に設定しておきます。
アカウント状態(初期値)
「無効」を選択します。
※登録時の初期設定を指定します。仮登録をした時点でのアカウント状態は無効で登録する、という設定になります。
メール受信(初期値)
「有効」を選択します。
※メール受信が無効になっていると、自動メールを配信することができないため、初期値は有効にします。
対象ユーザーシートのステータス設定:第一引数
アクティベートしたときにどのようなステータスに変更するかを指定するため、「ステータス設定」から、引数に使う「有効」のシステムIDを確認します。
対象ユーザーシートのステータス設定を選択します。
検索項目を「アカウント状態(初期値)」にして「検索」をクリックします。
「有効」もしくは有効の右端にあるえんぴつアイコンから「有効」のシステムIDを確認します。[activate]
第一引数になるのでメモ帳などに控えます。
コンテンツIDの確認:第二引数
事前に、ユーザー(権限)に公開範囲が設定されたコンテンツを作成し、アクティベートを行った後に着地するページを決めておきます(例:会員のマイページなど)。
該当コンテンツの「公開範囲」がユーザーに限定されていることを確認しましょう。
自動配信メールに記載されたURLを踏んだ後の遷移先として、着地ページのコンテンツIDを[activate]
第二引数として指定します。
アクティベートURL有効期間の確認
発行されるアクティベートURLの有効期間をシステム設定から設定しておきます。
設定 > システム > メール設定 > アクティベートURL有効期間
※10分、20分、30分、60分、90分から選択。デフォルトは「20分」で設定されています。
設定例
メールテンプレート作成時に、[activate]
変数を選択し、先に確認した第一引数、第二引数を指定して差し込みます。
記述例:[activate:sge9l17mu20e:index_m]
※引数は一例です。コロンなども含め全て半角英数で記述
Attention
- 第一引数(対象ユーザーシートステータス有効のシステムID)と第二引数(着地点コンテンツID)の両方がない場合、正しくURLを発行できませんので、注意してください。
- アクティベート処理後は、着地点に指定したコンテンツに遷移する際、強制ログインが発生します。
送信テスト
設定後、管理者が送信テストを行う場合は、以下ポイントに留意してください。
Attention
管理画面とコンテンツ(Web側)同時に2画面で確認作業を行う場合、ブラウザの仕様上、同じブラウザでの確認ができません。
管理画面を「chrome」、Web側を「Firefox」など異なるブラウザでご確認ください。
アクティベーションURLにアクセスする際も同様です。
ユーザーステータスも想定どおりに変更されていれば、確認完了です。
※下記は本マニュアルで記載した設定の確認例です。
- ユーザー登録コンテンツからテストユーザー登録を行う。
→登録時は「無効」で登録されることを確認。 - テストユーザーアドレス宛てに送信されたメールのアクティベーションURLにアクセスする。
→ユーザーステータスが「有効」になったことを確認。 - テストユーザーがログイン後の指定されたページに遷移する。