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アクセス権限:シート権限管理の方法

目次

  1. アクセス権限
    1. ロール(役割)
    2. モジュール
    3. 表示の切り替え制御

アクセス権限

本マニュアルを読み進めるにあたり、あらかじめuser/manager/item/form/contactモジュールからシートが作成されている事を前提に解説を進めています。

パレットCMSの権限設定には以下の「ロール」と「アクション」の考え方があります。

  • ロール(役割):管理者/マネージャー/ユーザー/一般
  • アクション:登録/一覧/参照/詳細/編集/削除

モジュールから作成したシートに対して、各ロールがどのようなアクションを可能/不可能とするかを細かく設定することができます。
(例)userモジュールから作成した「会員」シートに対して、管理者には「一覧」の閲覧を可能とするが、マネージャーは不可とするなど。
※権限設定はモジュール単位ではなく、シート単位で設定を行います。

設定>アクセス権限
ロール(役割)
各々のロール目線で、作成された全てのシートに対してどのようなアクションを可能/不可能とするかを設定します。
モジュール
各々のシート目線で、各ロールにどのようなアクションを可能/不可能とするかを設定します。

それでは順を追って見ていきましょう。

ロール(役割)

管理者はシートを持たないので、「管理者」としての権限で設定します。マネージャーとユーザーはモジュールから「シート」を作成するため、作成された各シート(権限)ごとに設定を行います。

アクセス権限ロール(役割)

それではまず、「管理者」をクリックしましょう。

アクセス権限管理

管理者は基本的に全てのシートに対して「全て」のアクションが可能です。

次にmanagerモジュールから作成したシートを見てみましょう。

アクセス権限マネージャー

マネージャーは管理者よりできるアクションが限られています。グレーアウトとなっているスイッチは切り替え不可のスイッチです。
(例)マネージャーは「ユーザー」や「他のマネージャー」を登録(代理登録)できないようになっています。

管理者とマネージャーは管理画面を持っているので、ほとんどのスイッチがON/OFFとなっていますが、ユーザーは管理画面ではなくWebコンテンツ側での制御となるため、ON/OFF以外に「設定」が存在します。

userモジュールから作成したシートをクリックして確認してみましょう。

アクセス権限ユーザー

「設定」とはコンテンツ側でできる権限設定です。各シートと連動したコンテンツが作成されていると設定可能となります。

以下はあらかじめシートに連動するコンテンツが用意されている場合に確認できる内容です。

(図1-1)は設定をクリックした時に出現するコンテンツ一覧ウィンドウです。

「設定」をクリックしたときのコンテンツ一覧
図1-1 「設定」をクリックしたときのコンテンツ一覧

(図1-2)はコンテンツ一覧のコンテンツ名をクリックした時の遷移先となるコンテンツ編集画面です。

コンテンツ編集画面の権限設定
図1-2 コンテンツ編集画面の権限設定

以上のように、ユーザーはコンテンツ側での制御が多いため、コンテンツ管理と連動した権限設定を行います。
コンテンツでの権限設定に関してはコンテンツマニュアルで詳細に解説していますので、本マニュアルでは割愛いたします。

モジュール

モジュールのアクセス権限は、作成されたシートごとに設定を行いますが、ロール(役割)と基本的には同じ設定をおこなうことになります。

それでは、userモジュールから作成されたシートをクリックしてましょう。

アクセス権限モジュールユーザー

userモジュール / シート権限管理ウィンドウが開きます。

アクセス権限userモジュールシート権限管理

シート単位でロール(役割)とアクションが表形式で表示されています。本シートに対してそれぞれのロールのアクションのON/OFFの設定がおこなえます。
ロール(役割)軸、モジュール(シート)軸で権限設定が行えるので、設定しやすい方で操作してください。

Attention

スイッチの切り替えに「保存」の操作はありません。切り替えたタイミングで即反映されるため、運用中の操作に関しては細心の注意が必要です。

表示の切り替え制御

それでは実際にスイッチをON/OFFすることで、どのように表示が切り替わるか確認してみましょう。

まず、メニューのuserモジュールから作成したシートをクリックします。

メニューからシート(確認1)

初期状態では「新規作成」ボタンが配置されています。
これを権限設定にて非表示にしてみます。

画面右上の歯車マークから、アクセス権限をクリックしましょう。

設定からアクセス権限(確認2)

アクセス権限画面に遷移したら、「管理者」をクリックします。

アクセス権限管理者(確認3)

先ほどのユーザーシートの新規作成ボタンを非表示にするので、シート >「登録」のスイッチを「OFF」にします。

シート権限管理(確認4)

そのままウィンドウを閉じで、先ほどと同じようにuserモジュールから作成したシートをクリックします。

メニューからシート(確認5)

登録を禁止したので、「新規作成」ボタンと「CSVインポート」ボタンが非表示となりました。
※CSVインポートによりレコードを新規登録することができるため、非表示となります。

このように、権限をOFFにすることで、当該操作を行うボタンや画面自体を非表示(アクセスできなくする)にすることができます。
それでは実際シートにレコードを登録し、アクセス権限の「一覧」や「詳細」などを「OFF」にすることで、どのように画面が変化するか確認してみてください。
アクセス権限に関する解説は以上となります。

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